パナソニック傘下のスペインの自動車部品・システムサプライヤー、フィコサ・インターナショナルは20日、北アフリカのモロッコの首都ラバトに建設したアフリカ初の工場を開所したと発表した。


電気ケーブルやリアミラー、シフターシステム、ウォッシャーシステムなどを生産するほか、自動運転車(自動走行車)などのためのビジョンシステムなどの開発と生産を手掛ける。総投資額は5000万ユーロ(約65億4400万円)。約700人を雇用し、2020年までに年間1億5000万ユーロ(約196億円)の売上高を目指す。

新工場の面積は1万2000平方メートルで、1万7000平方メートルまで拡張が可能。

フィコサは1949年の設立で、19カ国で事業を展開し、1万500人以上を雇用。パナソニックは昨年7月に同社に対する出資比率を49%から69%に引き上げ、連結子会社化している。

2018/3/22

 

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