伊藤忠ロジスティクスは27日、メキシコ法人のILCMロジスティクスメキシコが4月から、グアダラハラ空港向けの航空輸送についてプレビオ(通関前検査)回避サービスを開始すると発表した。

同国2位の都市であるグアダラハラは、自動車関連企業が集積している中央高原地帯へのゲートウェイとして通関需要が高く、近年はメキシコへの乗り入れを航空会社が増便している背景もあり、さらなる顧客ニーズへの対応が可能になるとしている。

ILCMロジスティクスメキシコは2013年5月に営業を開始し、海上輸送を中心に不安定な通関リードタイムの原因となっているプレビオを回避するサービスを提供。需要の多い航空貨物についても、16年4月からメキシコシティ空港に限定してオペレーションを開始し、航空運送に適した梱包仕様を提案。乱雑なハンドリングによる貨物のダメージの回避も実現している。

2018/3/28

 

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