仏PSAグループは24日、パリ近郊のポワシー(Poissy)工場内に面積3000平方メートルの「デジタル・ファクトリー」を開設したと発表した。グループの各部門のデジタル化の推進を支援する。


デジタル・ファクトリーは、オンラインでの顧客体験を向上させるための「カスタマー・デジタル・ファクトリー」、塗装部門の最適化などのパフォーマンスを向上させるための「データ・ファクトリー」、PSAのIoT(モノのインターネット)プラットフォームである「Commodore」の導入によるコネクテッド・サービス・ソリューション開発の「コネクテッド・サービス・ファクトリー」に分かれている。

PSAは昨年11月、中国の通信設備・端末メーカーの華為技術(ファーウェイ、本社:広東省深セン市)とコネクテッドカー用プラットフォーム開発で提携すると発表。今年中に欧州と中国で両社の提携に伴うサービスを開始する予定だ。

2018/5/28

 

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