フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、「グループ・アワード2018」を発表し、グループ全体のベストサプライヤーを表彰した。同賞は2003年に開始。開発能力や製品の品質、競争力、環境への配慮などに優れた企業を選出している。
今年の同賞では、19社が選出され、日本企業からは2社が表彰された。今回からはE-モビリティ部門とインテリジェントドライビング部門、ローンチオブザイヤー部門が新設されている。E-モビリティ部門では4社が受賞しており、電池を供給している韓国のLG化学とサムスンSDIが含まれた。
受賞企業は以下の通り。グローバル・パフォーマンス・チャンピオン部門はデンソー(日本)とフォルシア(フランス)、Teklas Kaucuk Sanayii ve Ticaret(トルコ)の3社。
ローカル・パフォーマンス・チャンピオン部門はフリードリヒ・ボイセン(ドイツ)とKuster Holding(ドイツ)、レーハウ・ポリマー(ドイツ)、上海通領汽車科技(中国)の4社。
ローンチオブザイヤー部門はオートモーティブライティング・ロイトリンゲン(ドイツ)の1社。サステナビリティ部門はフリッツドラクスルマイヤー(ドイツ)の1社。
バリューイノベーション部門はAirtemp de Mexico(メキシコ)とコンチネンタル(ドイツ)、ファナック(日本)、イノラックス(台湾)の4社。
E-モビリティ部門はLG化学(韓国)とMennekes Elektrotechnik(ドイツ)、サムスンSDI(韓国)、シーメンス(ドイツ)の4社。
インテリジェントドライビング部門はキュービックテレコム(アイルランド)とボーダフォングループ(英国)が選ばれた。
2018/5/29