カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは13日、自動運転(自動走行)シャトルバスを開発する新興企業の米メイ・モビリティー(May Mobility)と提携すると発表した。メイ・モビリティーはミシガン州アナーバーに本社を置き、電気自動車(EV)の自動運転シャトルバスを開発。同社に対しては、トヨタ自動車とBMWが傘下のベンチャーキャピタルを通じて共同で出資している。


マグナはミシガン州トロイのカスタムビルドセンターでメイ・モビリティーの自動運転シャトルバスに対してシャーシから改良を加え、必要な部品を供給する。具体的には、ドアやパノラミックムーンルーフなどのボディの改良、ドライブ・バイ・ワイヤ(drive-by-wire)の採用、センサーの据え付けやカウリングなどを行う。マグナが組立生産を担当することにより、生産台数を数百台規模に増やし、将来的には需要に応じて数千台規模に引き上げることも可能としている。

メイ・モビリティーの自動運転シャトルバスは6月28日から同州デトロイトでライドシェアサービスに使用される予定。

2018/6/14

 

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