ダイムラーは15日、独ラインラント=プファルツ州のヴェルト・アム・ライン(Woerth am Rhein)にある商用車の開発技術センターを拡張すると発表した。5000万ユーロ(約64億円)を投資する。


オフィスや作業スペースなどを増設するほか、テストベンチなどを設置するビル、試験車両の駐車スペースも建設する。2020年までに完工する予定だ。同センターの現在の従業員数は200人で、完工後には350人まで増える見通し。

同センターの付近にはメルセデス・ベンツにとって最大の商用車工場があることから、マザープラントとしての役割を強化するために同センターの拡張を決めたもようだ。同センターには現在、南米や韓国、アフリカ、欧州などの悪路を再現する試験走路が用意されているという。

2018/6/28

 

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