米カリフォルニア州ダブリンに本社を置くNeuvition( http://www.neuvition.com )は6日、高解像度のソリッドステート式の小型ライダー(レーザー光線を使った距離計測技術、Lidar)センサーの「Titan M1」を開発したと発表した。




Titan M1の解像度は1280×480で、市場に出回っているものとしては最高水準を持つ。データ転送速度は毎秒150万ポイントで、最大200メートルの距離まで判別できる。レーザーの波長は1550nmで、特定の天候では波長905nmのレーザーよりも性能が良いという。同社は、Titan M1が高解像度であることから、より離れた距離にある小さな物体も逃さないため、自動運転車(自動走行車)の安全性を高めるとしている。

Titan M1の特長の一つは、ビデオカメラを搭載していることで、これにより白黒またはカラーの3Dポイントクラウドを生成し、3Dイメージングを利用することが可能という。

2018/7/10

 

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