スウェーデンの商用車大手ボルボが19日発表した2018年第2四半期(4~6月)の売上高は前年同期比18%増の1036億2300万スウェーデンクローナ(約1兆3079億円)だった。営業利益は46.8%増の123億3700万スウェーデンクローナ(約1557億円)で、ロイターが集計したアナリスト予想の108億スウェーデンクローナ(約1363億円)を上回った。特に北米市場の受注が急増している。

上半期(1~6月)の売上高は17%増の1927億6700万スウェーデンクローナ(約2兆4330億円)で、営業利益は35.4%増の206億3400万スウェーデンクローナ(約2604億円)だった。


■第2四半期の新規受注台数10%増

第2四半期の新規受注台数は10%増の6万656台で、地域別の内訳は、欧州が4%減の2万7306台(中・大型商用車が3%減の2万2612台、小型商用車が10%減の4694台)、北米が63%増の1万5860台、南米が5%減の4250台、アジアが13%増の9520台、アフリカ・オセアニアが9%減の3720台だった。

上半期の新規受注台数は20%増の13万2621台で、地域別の内訳は、欧州が3%増の5万8627台(中・大型商用車が1%減の4万7414台、小型商用車が22%増の1万1213台)、北米が86%増の3万9265台、南米が18%増の8410台、アジアが6%増の1万9164台、アフリカ・オセアニアが7%減の7155台だった。

■ボルボとマックが2けた増

ブランド別の第2四半期の新規受注台数は、ボルボが18%増の3万6035台、UDトラックスが横ばいの5044台、ルノーが5%減の1万4285台(中・大型商用車が1%減の9526台、小型商用車が11%減の4759台)で、マックが12%増の5292台だった。

上半期は、ボルボが23%増の7万4304台、UDトラックスが3%減の1万825台、ルノーが14%増の3万2248台(中・大型商用車が9%増の2万811台、小型商用車が22%増の1万1437台)で、マックが39%増の1万5244台だった。

2018/7/20

 

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