現代自動車の傘下の米ベンチャーキャピタル、現代クレイドル(CRADLE)は10日、米ワシントン州シアトルに本社を置くMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス) 企業のMigoに出資すると発表した。出資額は公表していない。MaaSはさまざまな交通機関によるモビリティを統合し、スマートフォンのアプリなどを利用してシームレスにつなぐサービス。


Migoはライドシェアやカーシェア、公共交通機関などの複数のアプリを単一のプラットフォームで利用できる無料アプリを開発。これを利用することで、複数のアプリを閲覧することなく、待ち時間や料金などを比較して最適の選択肢を見つけることができる。

Migoのアプリは同社の本拠であるシアトルのほか、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、マイアミ、デンバー、アトランタ、ボストンやトロントなど、米国とカナダの75都市以上で利用されている。

現代自動車は今年1月、東南アジアの配車サービス最大手であるシンガポール企業のグラブ(Grab)に出資。8月にはインドのカーシェアリング企業のRevvに出資している。

2018/9/11

 

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