ベルギーに本社を置く商用車部品メーカー大手ワブコ(WABCO)は12日、タイ中部ラヨン県イースタンシーボード工業団地で新工場を正式開所したと発表した。主要な商用車メーカーの現地需要の増大に対応する。東南アジアで唯一の商用車両向けブレーキシステムの総合プロバイダーとなる。


新工場の面積は5692平方メートルで、イースタンシーボード工業団地内の既存施設から移転。生産現場面積が50%以上拡大し、生産効率を最適化する。

新工場ではブレーキチャンバーやスプリングブレーキ・アクチュエータ―、ロードセンシング・プロポーショニングバルブ、マルチサーキット・プロテクションバルブ、電子ブレーキシステム(EBS)などを生産する。

ワブコは2013年にタイに生産拠点を設置。同社は新工場の開設により、地域の顧客とより緊密なパートナーシップを構築するとともに、先進的技術とサービスを開発し、タイを含む東南アジア市場での事業拡大を目指す。

2018/9/13

 

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