ダイムラー商用車部門の傘下にある三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)はこのほど、ダイムラー・トラック・アジア(DTA)の一員である印ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(DICV)が南部タミルナド州チェンナイ近郊オラガダムに保有する工場の累計生産台数が10万台に達したと発表した。


DICVのオラガダム工場は2012年に操業を開始し、同年6月に車両の生産を開始。13年には中型トラック、14年には大型トラック、15年にはバスの生産をそれぞれ開始した。16年8月には累計生産5万台を達成し、17年には2交代制を導入した。

これまでに生産した10万台のうち、FUSOブランドの輸出仕様の中・大型トラックが1万4500台に上っている。

DICVは、バーラト・ベンツとメルセデス・ベンツ、フレイトライナー、FUSOブランドの車両とCKDキットを生産。オラガダム工場は日本の川崎工場、ポルトガルのトラマガル工場と並び、MFTBCのシャシーとCKDキットの生産拠点の1つとなっている。

2018/9/20

 

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