インドの自動車部品大手バロック・グループ(Varroc Group)傘下バロック・ライティング・システムズはこのほど、チェコ東北部のリフヴァルト(Rvchvald)にある既存工場で新棟を開所したと発表した。アダプティブ・ドライビング・ビームなどに使用されるLEDヘッドランプなどの生産能力を引き上げた。


新棟の床面積は7000平方メートルで、自動射出成形機や紫外線カット塗料のハードコートライン、ランプ組立ラインなどで構成される。新棟がフル稼働した際には同工場の従業員数は800人まで増える見通し。ヘッドライトとリアランプの生産能力は年間100万個に達するとしている。

バロックは2012年8月に米ビステオンの自動車ランプ事業を買収し、バロック・ライティング・システムズに改称。バロック・ライティング・システムズは米ミシガン州プリマスに本社を置き、世界で7200人以上を雇用する。

2018/10/5

 

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