ロシアの自動車最大手アフトワズは11日、西部サマラ州のトリヤッチ(Togliatti)工場でラーダブランドの新型車「XRAY Cross」の量産を開始したことを明らかにした。価格などの詳細は追って発表するとしている。


XRAY Crossは8月末から9月初旬にかけて開催されたモスクワモーターショーで初公開。コンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)の「XRAY」をベースにオフロード色を強めたモデルで、車高をXRAYの195mmから215mmに引き上げた。計器パネルの「LADA Ride Select」を切り替えることで雪や砂、ダートなどの路面状況に対応。スポーツモードも選択できる。

在モスクワの欧州ビジネス協会(AEB)によれば、XRAYの今年1~9月の累計販売台数は前年同期比9.7%増の2万6292台で、モデル別販売で9位に入っている。

2018/10/12

 

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