仏PSAグループ傘下の独オペルは19日、旧式のディーゼルエンジン搭載の乗用車と小型商用車から環境に優しい新型車に買い替えた場合、「オペル環境ボーナス」として最高8000ユーロ(約104万円)を提供すると発表した。同社に先立ち、独フォルクスワーゲン(VW)が18日に同様の買い替え支援策を発表している。


環境ボーナスは、欧州の排ガス基準ユーロ1からユーロ4までのディーゼル車を廃車にし、オペルの新車を購入した場合に得られる。ユーロ5のディーゼル車については、ドイツ国内の大気汚染が最も深刻な14都市とその近隣の住民が下取りに出した場合、手当の対象となる。

オペルはまた、9月1日に欧州連合(EU)で導入された新排出ガス基準「国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」に準拠した127種の乗用車を販売していると明らかにした。

2018/10/22

 

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