自動車部品大手の米ボルグワーナーは10月30日、世界的な自動車メーカー大手に排気再循環(EGR)システムを供給していることを明らかにした。供給先のメーカー名は公表していない。


ボルグワーナーのEGRシステムは、EGRクーラー、バイパス、EGR弁など、多様な技術が一つのコンパクトなパッケージにまとめられている。排気ガスの制御可能な部分を給気に再循環することで、エンジン内部で窒素酸化物(NOx)を大幅に削減。熱吸収の最適化と燃焼室内の酸素濃度の低減によってNOX排出量を削減し、シリンダーのピーク温度を低下させる。オールインワンソリューションによって、ごく少ない冷却水流量の条件下でも効率性と耐久性能が向上するとしている。

2018/11/1

 

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