現代自動車グループ傘下の自動車部品メーカー、現代モービスは9日、米シリコンバレーにイノベーションセンターの「Mキューブ(M.Cube)」を開設すると発表した。自動やコネクテッドカーなどの関連技術の研究開発(R&D)能力を増強するとともに、スタートアップ企業に投資する計画。現代モービスはMキューブが同社とスタートアップ企業の双方に恩恵をもたらすと強調している。


同社はまた、中国・広東省深セン市のR&D拠点を拡張し、Mキューブに転換する計画を明らかにした。深セン市のMキューブは、人工知能(AI)やビッグデータの開発拠点とする。

現代モービスは、現代自動車の傘下の米ベンチャーキャピタルである現代クレイドル(CRADLE)との協力関係を強化し、来年までに10社以上のスタートアップ企業への投資を行う考え。

2018/11/12

 

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