自動車用ホイール大手の米マキシオン・ホイールズ(Maxion Wheels)は11日、乗用車用スチール製ホイール「VersaStyle」の新規顧客として、インドの自動車大手タタ・モーターズからの受注を獲得したと発表した。タタ自のハッチバック車「ティアゴ」向けに年間15万本を納入する予定。


VersaStyleは、スチール製ホイール・バックボーンとスタイリッシュなキャップで構成。スポーク構造が最適化され、換気エリアが広く作られているため、デザインやパーソナライズ、マルチペイント仕上げ、コーティング、ホイール・インサートといったデザインの柔軟性が生まれるという。また、鋳造アルミニウム製ホイールと比べて最大で8%軽量化されており、自動車の燃費向上にも寄与するとしている。

マキシオンは、ブラジル企業イオシペ・マキシオン(Iochpe-Maxion)の傘下で、米ミシガン州ノバイにグローバル本社を置き、年間6000万本のホイールを生産。16カ国の33拠点から顧客に供給している。同社はVersaStyleを年間300万本製造している。



2019/2/12

 

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