日産自動車はこのほど、ロシア西部サンクトペテルブルク市の工場でクロスオーバー車の新型「キャシュカイ」の生産を開始したと発表した。


新型キャシュカイはフォワード・エマージェンシー・ブレーキ(FEB)や後退時車両検知警報(RCTA)などの「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術を装備している。また、遮音機能の改善や快適性を高めたサスペンションなど、ロシアの特殊な道路事情や厳冬に対応するための調整が施されている。

そのほか、同国検索エンジン最大手で配車サービスを手掛けるヤンデックス(Yandex)のボイスコントロール式マルチメディアシステム「ヤンデックス・アウト(Yandex.Avto)」が搭載され、ストリーミングサービスの「ヤンデックス・ミュージック(Yandex.Music)」やナビゲーションシステム「ヤンデックス・ナビゲーター(Yandex.Navigator)」、インターネットの利用などが可能だという。

同社によれば、新型キャシュカイのロシアでの販売は年内に始まる予定。詳細な日付やグレード設定、価格などは後日に発表するとしている。

2019/2/14

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する