ドイツの自動車部品大手ベントラー(Benteler)とフロイデンベルク傘下のビブラコースティック(Vibracoustic)は11日、業務提携で合意したと発表した。電気自動車(EV)向けの部品を共同開発する。


ビブラコースティックはNVH(騒音・振動・ハーシュネス)を主力製品としており、モーターによる騒音や振動を防ぐための知見をベトテラーに提供する。ベントラーはシャシー分野での知見を生かし、ビブラコースティックの技術や知見を取り込むシステムインテグレーション業務などを担当することになった。

両社が協力することで、顧客となる自動車メーカーは乗り心地の改善だけでなく、EVの開発期間の短縮といったメリットも期待できるとした。両社は近く開催予定の上海モーターショーで共同出展する方針だ。

2019/4/12

 

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