現代自動車は15日、水素技術を開発するスイスのH2エナジー(H2 Energy)とスイスで合弁会社を設立すると発表した。新会社の商号は「現代ハイドロジェンモビリティ」で、現代自が生産した燃料電池車(FCV)の大型トラックをリース販売することを目的としている。合弁会社への出資比率については公表していない。


現代自は2025年までに現代ハイドロジェンモビリティ向けに1600台のFCVトラックを供給する計画。現代ハイドロジェンモビリティは、スイスの物流企業や水素供給会社などで構成されるスイス水素モビリティ協会の会員企業に対して現代自製のFCVトラックをリース販売する。

当面はスイス国内でのリース販売を行ったうで、ほかの欧州諸国だけでなく、米国内でのリース販売も目指す方針だ。

現代自は昨年9月、H2エナジーに大型トラックのFCVを1000台供給すると発表しており、今回はさらに踏み込んで合弁会社の設立と生産・販売台数の増加を決めたことになる。

2019/4/16

 

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