大型トラックメーカーの米パッカー(PACCAR)はこのほど、プレストン・フェイト氏を最高経営責任者(CEO)に選出したと発表した。7月1日付でロン・アームストロング現CEOと交代して就任する。


フェイト氏は51歳で、同社では21年間にわたって勤務。現在は上級副社長を務めている。これまでに同社傘下のDAFトラックスで社長、ケンワース・トラックで副社長兼ゼネラルマネジャーなどを歴任してきた。ただし、現時点では取締役ではないため、CEO就任と同時に取締役会のメンバーとなる見通しだ。

退任が決まったアームストロング氏は勤続25年で、2014年4月からCEOに在任している。今回の人事により同社を退職することになった。

同社の18年のグローバル販売台数は18万9100台と最高記録を更新。18年の売上高と利益が過去最高を記録した。売上高は前年比21%増の235億米ドル、純利益は47%増の22億米ドル。80年連続で黒字を計上していた。

2019/4/23

 

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