カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは23日、モロッコ北部の大西洋岸にあるケニトラ(Kenitra)州で新工場の建設を開始したと発表した。外装と内装用のミラーを製造する。


投資額は1130万米ドルで、床面積は6万1400平方フィート(約5704平方メートル)。フル稼働時の従業員数は275人となる見通し。2020年の春ごろに操業を開始する予定となっている。

同社は昨年10月に自動車エンジニアリング業務を手掛ける仏アルトラン(Altran)とモロッコのカサブランカに折半出資の合弁会社、MG2を設立しており、今回の新工場が2カ所目の拠点となる。モロッコ政府は欧州向け自動車の低コストの生産基地として、2025年までに年間生産台数を100万台に引き上げることを目標に掲げており、今後も自動車産業の発展が期待できることから新工場の建設を決めた。

2019/4/24

 

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