自動車部品大手のカルソニックカンセイと伊マニエッティ・マレリは10日、両社が統合を進め、世界規模で効果的に事業展開を進めるためのブランドとして「マレリ(MARELLI)」を採用すると発表した。


新ブランドは、「Powering Progress Together(ともに成長を加速していく)」という理念に基づきつくられたという。新ロゴには、両社が長年築いてきたイノベーションとモノづくりの歴史に敬意を表し、両社のコーポレート・カラー(カルソニックカンセイのライトブルーとマニエッティ・マレリのダークブルー)を採用。2つの幾何学的図形で形成され、高い精度のエンジニアリングと技術力を表した。さらに、上向きの2つの矢印は発展と未来を表すと同時に、2社が調和の精神の下で1つになることを意味する。

マレリは、欧州と北米、南米、アジア太平洋地域に約170の工場と研究開発拠点を持ち、強固な事業基盤の下、幅広い製品を提供。カルソニックカンセイが誇る製品力や品質の高さと、マリエッティ・マレリのイノベーション力の強みをテコにし、競争力を高めていく考え。

2019/5/13

 

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