豊田合成(本社:愛知県清須市)は20日、米国での顧客の製品開発ニーズに迅速に対応するため、米州地域の統括子会社である豊田合成ノースアメリカ(TGNA)の技術・営業事務所をオハイオ州ダブリン市に設立すると発表した。7月に稼働を開始し、内外装部品やエアバッグの設計と営業を行う。


同社はこれまでミシガン州トロイ市のTGNA本社にあった設計や営業機能を、主要な顧客であるホンダの研究開発拠点ホンダR&Dアメリカズのオハイオ事務所の近隣に置くことで、開発業務のスピードアップを図る。当初の人員は5人で、2020年代前半には約10人に増やす予定という。

2019/5/21

 

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