いすゞ自動車と米エンジンメーカーのカミンズは5月31日、パワートレイン事業に関する包括的なパートナーシップを構築することに合意し、いすゞ・カミンズ・パワートレイン・パートナーシップ(ICPP)契約を締結したと発表した。


両社は昨年9月、次世代パワートレイン事業に関する提携を模索するための覚書を締結し、協議を進めてきた。今回、ICPP契約を締結し、効率的な開発とコスト競争力の強化等を目的とし、最適な次世代パワートレインのコモンアーキテクチャー(製品に要求される性能を実現するための各要素機能とその組み合わせ方の設計思想を共通化すること)を目指していくことで合意。今後は、パワートレイン事業に関する開発、調達、生産などの両社のエキスパートで構成される専任組織と、両社の役員で構成されるアライアンスボードを設置し、協業を加速していく。

2019/6/3

 

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