日野自動車は5日、モンゴルの現地パートナーのKhishig Arvinを通じ、同国市場へ本格参入すると発表した。4月12日に同国の首都ウランバートルに日野の正規販売・サービス拠点を開設した。運営会社のKhishig Arvin Industrialは、モンゴル全域を対象に、大型トラックの「HINO700シリーズ」の販売とサービスを開始する。


モンゴルでは堅調な経済成長を背景に商用車の需要が拡大している。同国のニーズに応えるため、日野は住友商事の協力の下、正規販売・サービス拠点を設立。大型トラックの販売から始め、ニーズにあった最適商品を提案していく。また、車両の稼働時間の最大化を目指し、部品供給・サービス体制の基盤構築を進める。今後は資源採掘現場への出張サービスなども含め、車両を最適な状態に維持するためのサポートを展開する。

日野は「Challenge2025」で事業基盤強化の一環として、グローバル販売台数の拡大と顧客の稼働を支援する「トータルサポート」の強化を掲げている。

2019/6/6

 

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