自動車用ホイール大手の米マキシオン・ホイールズ(Maxion Wheels)はこのほど、中国の国有自動車メーカー大手、東風汽車集団傘下の自動車部品メーカーの東風汽車零部件(集団)と中国・湖北省随州市で乗用車用アルミホイールの新工場の起工式を実施したと発表した。両社は4月に新工場の建設で合意。2020年末までに量産を開始する見通し。年間200万本の光沢機械加工仕上げの鋳造ホイールを生産する計画という。


地元メディアによれば、東風汽車零部件は乗用車と商用車向けのホイールを生産しており、生産規模は全国首位。商用車向けホイール工場は湖北省十堰市にあり、スチール製とアルミ製のホイールを生産している。乗用車向けのスチール製ホイールの工場は同省随州市にある。

マキシオンは、ブラジル企業イオシペ・マキシオン(Iochpe-Maxion)の傘下で、米ミシガン州ノバイにグローバル本社を置き、年間6000万本のホイールを生産している。従業員数は1万人超。

2019/6/13

 

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