中国系の自動車部品大手である米ネクステア・オートモーティブ(Nexteer Automotive)は26日、北アフリカのモロッコの首都ラバト北郊にあるケニトラ(Kenitra)で新工場が竣工したと発表した。同社にとってアフリカ初の工場で、今年の9月に生産を開始する予定だ。


同工場ではPSAグループ向けにシングルピニオン式の電動パワーステアリング装置(EPS)を、PSAとフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、ルノー・日産・三菱自アライアンス向けにハーフシャフトを含むドライブトレイン製品を製造する。

建屋の床面積は10万7000平方フィート(約9940平方メートル)で、従業員数は2020年中に500人となる見通し。現在も採用活動を展開しており、特に品質管理や各種オペレーター、財務、人事、物流、ITなどの分野での採用を重視しているという。

2019/6/27

 

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