三桜工業は6月28日、トヨタ自動車とマツダが米アラバマ州に設立したマツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA(MTMUS)が同州ハンツビル市に建設する新工場の生産ラインの一角で米子会社のSanoh Americaが2021年から集合配管とブレーキ配管を製造すると発表した。現時点では34人の新規雇用を予定している。


トヨタとマツダは昨年3月、折半出資でMTMUSを設立。11月にはハンツビルの新工場の建設を開始した。16億米ドルを投資し、2021年の稼働を目指す。年産能力は30万台で、マツダ・トヨタ向けの各生産ラインでは、マツダが北米市場に新導入するクロスオーバーモデル、トヨタが「カローラ」を15万台ずつ生産する。4000人を新規雇用する見込み。

三桜工業は1986年にHiSAN(現・Sanoh America)を設立した。

2019/7/1

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する