カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは30日、米オハイオ州ランカスターで新工場を起工したと発表した。起工式典には米国のペンス副大統領も出席した。


新工場では座席構造を生産し、ある大手自動車メーカーに供給する。最初に供給するモデルはプラグイン・ハイブリッド車(PHV)になることが決まっており、2020年の第1四半期(1~3月)中に操業を開始する予定だ。

建屋の床面積は15万平方フィート(約1万3940平方メートル)で、従業員数は2021年までに300人となる見込み。投資額は6000万米ドルで、ロボットレーザーや不活性ガスを使用した半自動溶接のミグ溶接機などを導入する。

新工場はマグナにとってオハイオ州内で5カ所目の生産拠点で、座席構造に特化した工場としては米国内で同社初の拠点になるとしている。

2019/7/31

 

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