カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは14日、米ミシガン州グランドブラン(Grand Branc)で新工場を開所したと発表した。車載カメラなどの先進運転支援システム(ADAS)関連部品を製造するとしている。


投資額は5000万米ドルで、建屋面積は23万平方フィート(約2万1370平方メートル)。近隣にあった3カ所の電子部品工場を1カ所に集約したほか、ロボット技術の試験施設なども併設する。

新工場にはまた、「光る紙」として知られるLED技術の開発会社であるロヒンニ(Rohinni)との合弁会社の本社も置かれる。ロヒンニはさまざまな素材の上にLEDを速く大量に配置することが可能な技術を開発。紙のように薄く、軽くてぐにゃぐにゃと変形させることも可能な光る紙を実現した。合弁会社では光る紙の自動車部品への応用を目指しており、新工場では量産に向けた生産ラインも敷設された。



2019/8/15

 

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