ソフトウエア開発の米アンシス(ANSYS)はこのほど、同社が提供する組み込みソフトウエア・ソリューションがSUBARU(スバル)の次世代ハイブリッド車(HV)の制御システム開発に導入されたことを明らかにした。


スバルのエンジニアらは、同社の新ハイブリッドシステム「e-Boxerシステム」向け電子制御ユニット(ECU)の組み込みソフトウエアを短時間で精度高く設計し、その妥当性を確認するために、アンシスの「ANSYS SCADE」を導入。これにより、手作業がほぼないところまでソフトウエアコード作成の効率が高くなり、開発プロセスの95%まで自動化を実現した。その結果、生産性を大幅に高めながら、コストと製造時間、コードの最終確認工程で必要な情報管理を大幅に削減できたという。

2019/9/10

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する