中国の不動産大手の恒大集団(本社:広東省深セン市)は26日、傘下の新エネルギー車(NEV)メーカーの恒大新能源汽車集団(Evergrande New Energy Automobile Group)が、自動車エンジニアリング会社の独FEVグループと独EDAGグループ、独IVAグループ、オーストリアのAVL、カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルの5社と研究開発(R&D)およびデザインで戦略的提携契約を締結したと発表した。


契約に基づき、恒大は5社と協力して新型車15モデルを共同開発する。3?5年内に世界最大規模のNEVのメーカーとなり、今後10年間で500万台の生産と販売を目指す。

恒大は今年1月、スウェーデンの電気自動車(EV)メーカーのナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)に51%出資。NEVSは同月、スウェーデンの高級車メーカー、ケーニグセグ(Koenigsegg)に20%を出資するとともに同社と合弁会社を設立すると発表していた。

恒大は7月、独ホーファー(hofer)とパワートレイン製造の合弁会社を設立すると発表。9月にはドイツの自動車部品大手ベントラー(Benteler)から電力駆動システムの供給を受けると発表するとともに、FEVからNEVのシャシーの知的財産を取得している。

2019/9/27

 

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