ドイツの自動車部品・タイヤ大手コンチネンタルは1日、同社のパワートレイン部門の社名を同日から「ヴィテスコ・テクノロジーズ(Vitesco Technologies)」に変更したと発表した。
同社のパワートレイン部門は今年1月以降、独立して運営されてきた。ヴィテスコ・テクノロジーズの本社は独南部バイエルン州のレーゲンスブルクに置き、世界に約50の工場や研究開発(R&D)拠点を持つ。
ヴィテスコはラテン語で命や生活を表す「vita」から取られ、エネルギー、スピード、敏捷性を表現。テクノロジーズは、持続可能なモビリティに向け、革新的で先駆的な技術やシステム、サービスの提供者であるということを示しているという。最高経営責任者(CEO)には、コンチネンタルのインテリア部門・ボディ&セキュリティ事業部長を務めていたアンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolf)氏が就任している。
コンチネンタルは先月、パワートレイン部門の新規株式公開(IPO)とスピンオフ(分離・独立)を検討すると発表している。
2019/10/2