独フォルクスワーゲン(VW)は7日、同社のインド事業の統合が同国の規制当局に承認されたと発表した。VWインディア(VWIPL)とVWグループ・セールス・インディア(NSC)、シュコダ・オート・インディア(SAIPL)の3社を統合する。


統合後の新会社の社名は「シュコダ・オート・VWインディア(SAVWIPL)」で、西部マハラシュトラ州プネに本社、プネと同州オーランガバードに工場を置き、ムンバイやニューデリーなどに地域事務所を展開。VWとシュコダのほか、アウディ、ポルシェ、ランボルギーニといったブランドポートフォリオを持ち、社長にはグルプラタップ・ボパライ(Gurpratap Boparai)氏が就任する。

VWはインド事業の統合により、インド市場でのプレゼンスをさらに高め、従業員の専門能力開発を確保するとともに、ディーラーの持続的な収益性を維持したい考え。シュコダ・オートのベルンハルト・マイヤー最高経営責任者(CEO)は、今回の統合が2025年までにVWとシュコダの市場シェアを拡大するという目標の達成にとって重要な前提条件の一つとなると述べている。

2019/10/8

 

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