商用車用ブレーキを製造するスウェーデン企業のハルデックス(Haldex)は8日、ブレーキの利き具合を最適化する部品であるブレーキアジャスターの生産を米国からメキシコに移管すると発表した。年間2500万クローナ(約2億7000万円)のコスト削減につながるとしている。


米ミズーリ州ブルースプリングの工場からメキシコのヌエボ・レオン州モンテレイ近郊のアポダカ(Apodaca)工場に移管する。移管作業は2020年の第4四半期(10~12月)中に完了する見通しだ。

今回の生産移管により、米ブルースプリング工場では154人の従業員が影響を受ける。このうち若干名については米国内での配置転換でポストを提供するとしたが、大半は解雇となるもようだ。

生産移管に伴うコストは2700万クローナ(約2億9000万円)で、今年の第4四半期決算に計上する。

2019/10/9

 

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