アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの道路交通庁(RTA)が主催するドバイ・ワールド自動運転交通コングレスが15~16日に開催され、ドバイ・ワールド自動運転交通チャレンジでは仏ゴーサン(Gaussin)が持続可能性とエネルギー賞を、仏ナビヤ(Navya)が耐久性と信頼性賞と顧客体験賞を、それぞれ受賞した。


ドバイ・ワールド自動運転交通コングレスには700人を超える技術者などが参加し、3000人の来場者が関連展示会を訪れた。同会議は先端技術に焦点を当て、自律交通の一般的な法体制について議論とその構築を行うもの。

賞金総額510万米ドルのドバイ・ワールド自動運転交通チャレンジには、20カ国から65の団体が参加し、このうち15団体が最終候補に選ばれた。同チャレンジは、モビリティのファーストマイルとラストマイルの問題に焦点を当てている。

■バス亭での停車や自転車の追い越しなどテスト
予選では、自動運転車両はドバイ・シリコン・オアシスに設置された専用走路で、さまざまな状況におけるテストを受けた。テストにはバス停留所での停車、強制停車、停車車両の追い越し、自転車の追い越し、信号や横断歩道、道路工事、道路上の砂などのさまざまな交通状況への対処などが含まれている。

UAEは、2030年までにドバイのすべての交通の25%を無人運転にする目標を掲げている。

2019/10/18

 

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