スタンレー電気は7日、パキスタンで主に二輪車用ランプの製造を行うエレクトロポリマーズ(Electropolymers)が実施した第三者割当による新株発行の一部を引き受け、同社に出資したと発表した。発行済み株式の25%を取得する。取得価額は1億9635万パキスタンルピー(約1億4000万円)。同時に、タイの関連会社Thai Stanley Electricも発行済み株式の10%を所有することで合意した。


パキスタンの二輪車市場は堅調に推移しており、自動車は二輪車を上回る成長を続けている。スタンレー電気はアジア地域の自動車機器事業の拡大に向け、パキスタン市場への参入を検討してきたという。

今回の出資を通じ、同社はアジア地域での自動車ランプ供給体制の強化を図り、顧客のニーズを的確に捉えた製品を継続的に生み出していく方針だ。

2019/11/8

 

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