自動車部品大手の独ZFは11日、ベトナムでは同社として初の工場を北部ハイフォン市ディンブーカットハイ経済特区で開所したと発表した。シャシー・モジュールを製造し、同国の自動車メーカーであるビンファストに供給する。

投資額は2500万ユーロ(約30億円)で、敷地面積は4万4000平方メートル。ビンファストのハイフォン工場に附属する70ヘクタールのサプライヤーパーク内に立地している。

すでに今年7月から量産を開始しており、ジャストインタイム方式でシャシー・モジュール・セットをビンファストの工場に納入している。

ビンファストのハイフォン工場は今年3月に試験生産を開始し、6月に開所した。ハッチバック車の「ファディル(Fadil)」やセダンの「LUX A2.0」、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「LUX SA2.0」のほか、電動スクーターなども生産している。

2019/11/12

 

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