スウェーデンの自動車安全システム・電子部品大手オートリブは18日、新型のフロントセンターエアバッグを開発したと発表した。側面衝突時の乗員のけがを防ぐ。同エアバッグは2020年に19車種で導入される。

フロントセンターエアバッグは、運転席と助手席の間のスペースに展開。側面衝突時にドライバーと助手席の乗員がぶつかり、頭や肩、胸を負傷するリスクを軽減する。研究によれば、新開発のフロントセンターエアバッグは、乗客同士の衝突による負傷を最大80%削減できることが示されているという。助手席に誰もいない場合、エアバッグはドライバーが助手席側に大きく傾くことを防ぐ。

新開発のエアバッグは米ユタ州オグデンの同社の技術センターで19日に開催されるキャピタル・マーケッツ・デーで公開される。

2019/11/20

 

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