独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコの自動車メーカー、シュコダは20日、同ブランドとして初の電気自動車(EV)である「CITIGOe iV」の生産を開始したと発表した。VWがスロバキアの首都ブラチスラバに保有する工場からラインオフした。

シュコダは今年5月、EVやプラグイン・ハイブリッド車(PHV)をラインアップするサブブランドの「iV」を立ち上げると発表していた。CITIGOe iVは、VWの小型車「up!」のシュコダ版である「CITIGO」をベースに開発。32.2キロワット時(kWh)のリチウムイオン電池を搭載し、電気モーターの出力は61キロワット(kW)、航続距離は最高で260キロメートルという。最高時速は130キロで、0~100km/h加速は12.3秒。

シュコダは2020年には自動運転機能を搭載したEV「ビジョンE(VISION E)」を市場に投入する予定。

2019/11/21

 

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