スウェーデンの自動車用ファスナーメーカーのブルテン(Bulten)は25日、中国・天津市で新工場を開所したと発表した。冷間成形、熱処理、表面処理を備えた最新の生産設備を持ち、投資額は約2500万スウェーデンクローネ(約2億8000万円)。


ブルテンは1996年に北京市で操業を開始し、中国市場に進出。昨年10月に北京市の工場から天津市の新工場への生産移管を決定した。

同社は1873年の創業で、1990年代から自動車用に特化したファスナー製造を開始し、欧州の自動車メーカー向けに供給している。2014年にスタンピング、ダイカスト事業のFinnveden Metal Structuresを売却し、FinnvedenBultenから現在の社名に変更。自動車用ファスナー事業に集中し、8カ国で約1400人を雇用している。

2019/11/26

 

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