LG電子の傘下で自動車用ライトを製造するオーストリア企業のZKWグループはこのほど、韓国の首都ソウルに隣接する仁川広域市に支店を設置したと発表した。ZKWはLG電子のリアライト事業を統合する。


仁川広域市の支店は開発センターと営業所を含み、最終的に照明技術、電子機器、設計の分野の専門家を採用。人員は2020年末までに約80人に増加する予定だ。同開発センターではリアライトに焦点を当てた照明システムに注力。将来的には、自動運転の支援システム用のセンサーもリアライトに設置されるという。

ZKWは中国・浙江省寧波市でもLG電子のリアライト事業を統合しており、韓国をはじめとするアジア太平洋地域での事業拡大を目指している。

ZKWは1938年の設立で、2018年にLG電子に11億ユーロ(約1330億円)で買収された。

2020/1/24

 

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