タイヤ大手の米クーパー・タイヤ&ラバーは27日、メキシコ中部のハリスコ州グアダラハラ近郊にある合弁工場を完全子会社化したと発表した。出資比率を58%から100%に引き上げたとしている。
同工場の名称はCorporacion de Occidente S.A.(COOCSA)で、Trabajadores Democraticos de Occidente S.C.(TRADOC)との合弁会社だった。昨年11月にTRADOCからCOOCSA株42%を買い取ることで合意していた。TRADOCからの持ち分の買い取り価格などについては公表していない。
COOCSAは2008年の開所で、乗用車とピックアップトラックなどのライトトラック向けのタイヤを製造している。
2020/1/28