自動車部品および家電メーカーの米ヴォックス・インターナショナル(VOXX International)はこのほど、自動車用安全システムの開発と製造を手掛けるビークル・セーフティー・ホールディング(Vehicle Safety Holding、VSHC)を1650万米ドルで買収したと発表した。


VSHCはビークル・セーフティー・マニュファクチャリング(Vehicle Safety Manufacturing、VSM)やロストラ(Rostra)といった子会社を傘下に持ち、主要自動車メーカーや特殊車両メーカーのほかアフターマーケット向けに方向指示器や照明製品、障害物検知システム、クルーズコントロールシステム、カメラシステム、各種ハーネス製品などを供給している。

ヴォックスは1960年の設立。米ニューヨークに本社を置き、車内エンターテインメント機器や安全システム、車載高級オーディオ市場向けに製品を供給している。ヴォックスによれば、今回の買収によって年間ベースで約2800万米ドルの売上高増加と約300万米ドルのEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)増加が見込めるという。

2020/2/14

 

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