スズキは15日、インドネシア子会社のスズキ・インドモービル・モーター(SIM)が3列シート7人乗りのクロスオーバー車の新型「XL7」を発表したことを明らかにした。インドネシア市場の3割以上を占める多目的車(MPV)の利便性と、近年人気が高まっているスポーツタイプ多目的車(SUV)のデザインを融合させたモデルで、幅広くユーザーの獲得を図っていく。生産は、首都ジャカルタに隣接する西ジャワ州ブカシ県チカランのSIMの工場で行い、周辺のアジア諸国と中南米諸国にも順次輸出していく計画。


XL7は全長4450mm、全幅1775mm、全高1710mmで、1500ccガソリンエンジンを搭載し、5速マニュアルトランスミッションまたは4速オートマチックトランスミッションが選択可能。軽量・高剛性のプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を組み合わせることで、優れた動力性能と燃費性能を実現した。

2020/2/17

 

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