米ミシガン州経済開発公社(MEDC)はこのほど、ロボットによる組立ラインを製造する米パスリン・カンパニー(Paslin Company)が同州ウォーレンの本社工場を拡張すると明らかにした。総投資額は4500万米ドルで、今後3年間で200人の新規雇用を創出する見込み。


■リヴィアンにEV向け組立システムを供給
パスリンは1937年、小規模なプレス加工会社として創業。現在は自動車メーカーやティア1サプライヤー向けにロボットによる統合型組立ラインの開発と製造を手掛ける。同社は先ごろ、新興の電気自動車(EV)メーカーの米リヴィアン・オートモーティブ(Rivian Automotive)から車体の組立システムとバッテリーフレーム組立システムを受注したことを明らかにしており、今回の拡張により、EVに特化した機械や設備への大規模な投資を行う計画だ。

パスリンに対しては、ミシガン州のミシガン・ビジネス開発プログラム(MBDP)が実績ベースで100万米ドルの補助金を交付する。

2020/2/18

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する