韓国のベアリングメーカーのSGOは26日、インド南部タミルナド州チェンナイに工場を建設すると発表した。産業機械や金型、自動車製造で使用されるオイルレスベアリング(無給油軸受)を製造する。

同社は昨年後半にインド子会社を設立し、チェンナイに1万3000平方メートルの用地を購入済み。工場建設に450万米ドルを投じる計画で、今年下半期(7~12月)には無給油軸受と青銅棒の生産を開始し、インドの建設機器メーカーやプラスチック射出成形機メーカーのほか、韓国の自動車部品メーカーを含む世界の顧客向けに供給するとしている。

SGOは2000年の設立で、無給油軸受の設計、開発、生産を専門にしている。特許取得済みの多層ベアリングを開発し、「Develon」のブランド名で供給している。

2020/2/27

 

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