ゼネラル・モーターズ(GM)は27日、イタリアのトリノ市にあるパワートレインのエンジニアリングセンターをベルギー企業のパンチグループ(Punch Group)に売却したと発表した。売却額については公表していない。


同エンジニアリングセンターは主にディーゼルエンジンと関連の電子部品、ディーゼルエンジン向けのトランスミッションなどの開発を行ってきた。同センターの従業員は同日付でパンチに移籍したが、今後も2021年末までエンジニアリング・サービス協定に基づいてGMの開発プロジェクトに参画することになっている。

パンチは1983年の創業で、現在も創業者のGuido Dumarey氏が最高経営責任者(CEO)を務めている。パワートレイン関連部品を主力製品としており、売上高は5億ユーロ(約602億円)規模。従業員数は約1000人となっている。

2020/2/28

 

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