米ゼネラル・モーターズ(GM)は3月31日、新型コロナウイルスの感染拡大により不足しているマスクの生産体制をミシガン州ウォーレンの工場内に構築し、4月8日から最初の2万枚の供給を開始すると発表した。生産ラインがフル稼働すれば、最大で日量5万枚、月間で150万枚のマスクを生産できる見込みという。

同社は3月20日からマスクの生産計画に着手。30人を超えるエンジニアやデザイナー、バイヤーなどからなる生産チームのメンバーは、製品開発、資材や機器の調達、生産プロセスの計画を進め、ウォーレン工場のクリーンルームから既存の機材を撤去。面積にして約3万1000平方フィート(約2880平方メートル)の生産ラインを開設し、同27日に量産を開始した。

GMと全米自動車労組(UAW)は、ミシガン州デトロイト地域の工場からマスク製造のため、24人以上の有償ボランティアを募集する。



2020/4/1

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する